ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2022.7.6 09:52日々の出来事

覚悟を問わざるを得ない

今週配信のライジング・『ゴー宣』は必ず漫画化する。
そもそも『ウクライナ戦争論』は日本人の覚悟を作る
ための作品なので、たとえ好感を持っている人物でも、
見てみぬふりは出来ない。

言論空間で多少の影響力がある人間なら、国民をミス・
リードする言説は放っておけない。
それでもたぶん、似顔絵を醜悪に描くことはないだろう。
嫌いではないのだから。

言論は覚悟が要る。
わしが『ゴー宣』を描き始めてすぐ直面したのは覚悟の
問題だった。
今や、覚悟なく口から出まかせ言ってる者だらけだが、
いずれ消える者は消える。
好感持つ者でも、度を超えた間違いは放置しておいては
いけない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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